一般人は決して知ることのない、トップ会談に隠された真の外交

外交と簡単に言いますが、実際、どのように外交しているのか知っていますか?外交は互いの国が自らの国益を優先して交渉します。相手の要求を飲んでも影響がない場合はすんなりと話が通りますが、互いの国益に反する場合は、交渉が長引いたり時としてまとまりません。そんな時に、最終的にどのように決めるか。日本のメディアが報じることができない理由があるのです。

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外交は基本的には事務官レベルで詰める

外交と言うと、首相や大統領が直接会談するイメージがありますが、実際にはほとんど事務官レベルで行います。2国間のやり取りでも、通信が発達した現在においても、何週間、何ケ月という月日がかかります。

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)のような複数国の外交では、各国の思惑が錯綜するため大変なのです。

最終的な外交は外務大臣や首相が決める

事務官が交渉をして話がまとまれば、あとは会談をしてサインをすればOKです。互いの国がそれほど重要視していない問題についてはすんなり決まります。

アメリカと中国の外交

アメリカと中国の外交  (出典)人民国

しかし、時として、話がまとまらない場合があります。

実際にあった例としては、日本とアメリカとの2国間協議においての軍用機の輸出入交渉です。私の友人のアメリカ合衆国国務長官から聞いた話です。

当時、日本は、国防力を上げたいため、イージス艦を購入したいという思惑がありました。アメリカとしては、外貨獲得のために、イージス艦以外にも戦闘機を売りたいという思惑がありました。

互いに買わない、売らないという選択肢はないため、その数量と価格に焦点がいきました。当時、外交官同士である程度まで話をつけましたが、イージス艦の仕様と、追加で付ける戦闘機の数量について、互いに引かなかったため話がまとまらなかったのです。

当時、小泉純一郎首相と麻生太郎外務大臣が、ブッシュ大統領とライス国務長官と、約1時間に渡る最終会談を行いました。結果としては、日本側の要求をアメリカが飲むことになり、ブッシュ大統領は弱腰外交を批判され、支持率が低下したのです。

外交

小泉純一郎元首相とブッシュ元大統領の外交  (出典)首相官邸

首相間で行われる最終会談の外交の真実

基本的に、首相間の外交までいくことは、重要な内容を決定する場面です。

上記の軍事に関係することは、国防という最も重要な観点において、日本にとっても重要ですし、アメリカにとってもイージス艦の情報が漏れた場合、国防に関わるため重要な外交でした。

このように最終会談までいった時は、基本的には各国の首相と、外務大臣の2人が外交の席に座り、事務次官クラスが補佐します。会談の時間は1時間程度であることが通常です。

事務官の長い期間をかけた話し合いで終わらない内容がトップ会談ですんなり決まるわけありません。そのため、最終的にはギャンブルで決めます。これが世に言うタブーで、絶対に各国のマスコミは報道しません。

ポーカーで決めたり、バカラで決めたりすることもありますが、政治家は運と実力を兼ね備えたギャンブルを望みます。そのため、最もよく用いられるのが、実力3割、運7割と言われる麻雀です。この時も麻雀で最終会談が行われました。

当時のレートは、点-F15相当だったそうです。(出典)Hideki Owada

ちなみに、最終会談は日本でも行われますが、最終会談が行われる場所は必ず治外法権の効力がある敷地内なので、警察など邪魔者は介入できない仕組みを取っています。小泉政権が安定したのは、小泉純一郎さんに実力があったからでしょう。

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